ヘッド・ドレス、ヘッド・アクセサリー、ヘッド・デコラ…『帽子』という言葉では表現しきれないModisteの作品たち。パリに1軒しかない木型屋さんla formeの木型や、_1880年から続くl使eronのコサージュたちと共に、パリ仕込のオート・クチュールの帽子テクニックで丁寧に作られています。今回の展示会のテーマ「epanoui(e)」は、フランス語で「開花した、晴れやかな、のびやかに発達した」という意味を持つことば。さまざまな表現で用いられた花々や美しい花の色合いで、身に付けた瞬間に身も心も晴れやかになる _―そんなModisteの2007春夏コレクションたちを体験してみませんか? 谷口 真理子(Modiste)

兵庫県生まれ。多摩美術大学デザイン学科卒。1996年にパリの私立学校CMTにてmodiste(帽子職人)としての技術を身に付ける。日本に帰国後は、企業でレディースシューズのデザイナーをしながら、オリジナルの帽子作りをスタート。2006年から個人活動に専念して、Modisteというネームで帽子やヘッドドレスを製作するほか、フルオーダーによるウェディングドレスも手がけている。
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